予防歯科
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ずっと健康な歯でいるために
むし歯や歯周病の治療は汚染された歯を削って、そこに詰めもの・被せものをする対症療法でしかありません。削った歯は元に戻ることはないため、何度も治療を続ければいずれ天然の歯はほとんどなくなってしまうことでしょう。
大切な歯を生涯にわたって守り続ける最も賢い方法、それはむし歯・歯周病にならないことです。そのため当院では患者さまの将来を見据え、健康的な口腔環境を整えるための「予防」を大切にしています。
朝倉市の歯医者「さとう歯科医院」では、予防のための定期検診・メインテナンスをおすすめしています。ずっと健康な歯でいるために、ぜひ当院にお越しください。
自分の歯はかけがえのない財産です
歯科医療は日々発展しており、歯を補う優れた治療法がたくさん出てきています。
しかし、どんなに歯科医療が発展しても、ご自分の歯に勝るものはありません。
ご自分の歯を失ってしまうことがないよう、定期的に歯科医院でメインテナンスを受けることが大切です。
ある研究では、定期的に歯のメインテナンスをしている人とそうでない人では、70歳の時点で残っている歯の本数が10本以上違うというデータが出ています。
大切な歯を生涯にわたりできるかぎり多く残すためには、歯のメインテナンスが重要であることが分かります。
歯にはさまざまな大切な役割があるのをご存知ですか?
歯は食べ物を噛むだけでなく、他にも以下のようなさまざまな役割があります。
食べ物を噛み砕く | 食べ物をしっかり噛み砕いて、胃腸に負担をかけずに栄養をスムーズに消化吸収できるようにします。 |
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歯ざわりが味覚を補う | 舌では得られない歯ざわりや歯ごたえといった感覚が味覚を補い、食事を楽しめます。 |
異物の混入を感知する | 噛むことでお口の中に入った異物を感知でき、飲み込んでしまうのを防げます。 |
発音する | 歯が揃い正しく並んでいることで、正しい発音ができます。 |
見た目を整える | 歯並びや噛み合わせが整っていると、口元や顔全体のバランスが整います。 |
力を入れやすくする | 歯を食いしばることで瞬間的な力を出せます。スポーツ選手ならばパフォーマンスアップにつながります。 |
「油断」せずに歯の寿命を延ばしましょう
歯を支えるあごの骨は、身体と同じように年齢とともに衰えてしまい、歯が抜け落ちることもあります。そして、歯に与える影響として、加齢以外にも「歯科治療を重ねることにより蓄積されるダメージ」を見過ごすことはできません。
日本では歯医者は「予防のため」ではなく「治療のため」に行くというイメージがあります。確かにむし歯を発見したらすぐに治療して治すことが大切です。しかし、むし歯治療は歯を削る対症療法しかなく、汚染された歯質は元に戻りません。そして治療を施した歯は再発リスクが高く、周囲の歯にもむし歯がうつって広がるリスクがあります。何度も治療を続けた歯にはダメージが蓄積されていきます。そして最終的に歯を失ってしまうかもしれません。
将来の歯の健康を守るためには、治療したからといって油断をしてはいけません。歯へのダメージを減らすため、むし歯にならないために予防することが大切です。歯科医院の予防歯科で、歯の寿命を伸ばしていきましょう。
治療よりも予防を行うことのメリット
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お口のトラブルを未然に予防できる
むし歯や歯周病は、その発症と進行のメカニズムが明らかになっています。食事を始めとした生活習慣の改善、ブラッシングで歯の汚れを落とすなど、口内環境を整えればむし歯リスクは大幅に低下します。
定期検診では口内環境をより整えやすくするために、ブラッシング指導・生活指導、その他必要なアドバイスをいたします。 -
治療費が抑えられる
むし歯や歯周病は症状が進行すればするほど治療も大掛かりになり、治療費も高くつきます。しかし、お口のトラブルを未然に防げればそもそも治療費がかかりません。もしむし歯・歯周病になったとしても、定期検診を受けていれば早期発見・早期治療できるため、治療費を抑えることができます。
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治療時間が短くなる
定期検診により早期発見・早期治療できれば、かんたんな処置のみで治せます。小さなむし歯であれば、汚染部位を削って詰めものをするだけなので、その日のうちに治せることでしょう。このように、予防には治療時間の短縮や通院回数を抑えるといったメリットもあります。
成長に応じた予防ケアを
赤ちゃん・幼児:母子感染を防ぎましょう
生まれたての赤ちゃんのお口には、むし歯菌は存在しません。
ご家族が使ったスプーンを赤ちゃんにも使ったり、赤ちゃんのお口にキスをしたり、食べ物を口で噛み砕いてあげたりする行為が、赤ちゃんへの感染につながっています。
ご家庭内での感染のリスクを意識して赤ちゃんと接するとともに、健やかな口内環境を保つためにきちんと口腔ケアをしてあげましょう。
小児:子どものうちから予防ケアを習慣化
子どものうちはむし歯にかかっても症状が軽いケースが多く、歯科医院で定期的なメインテナンスをすることで、健やかな口内環境を保つことができます。
将来お子さま自身で健康的な口内環境を保てるよう、小さな頃から歯科医院で定期的なメインテナンスを受ける習慣をつけてあげましょう。
青年・成人:歯科検診で歯周病予防を
成人が歯を失うリスクがもっとも高い病気は「歯周病」。
30代以上では、約8割が歯周病であるというデータもあります。
歯周病を予防するには、歯科医院での定期的な歯のクリーニング(ルートプレーニング)が有効です。ご自宅でのブラッシングと歯科医院での歯のクリーニングで、健康な口内環境を守りましょう。
高齢者:口内から全身の健康を維持しましょう
65歳以上の方の多くが患っている歯周病は、口内に影響をおよぼすだけでなく、実は脳梗塞や心筋梗塞など全身の病気にも影響をおよぼします。全身の健康を維持するためにも、しっかり口内ケアを行いましょう。